スワンナプーム空港のサテライトターミナル1(SAT-1)が、今年の「世界で最も美しい空港」6選に選ばれたと、スリヤ運輸大臣が11月13日に発表しました。
他に選出されたのは、UAEのザイード国際空港、メキシコのフェリペ・アンヘレス国際空港、シンガポールのチャンギ空港ターミナル2、アメリカのローガン国際空港ターミナルEとカンザスシティ国際空港でした。選考基準には、革新性や創造性、社会・自然・文化的遺産への配慮が含まれ、受賞者は12月2日にユネスコ本部で発表される予定です。
SAT-1は2階建ての地上階と4階建ての上層階からなり、28の搭乗ゲートを備えた広さ21万6,000平方メートルのターミナルです。
この壮麗な設計は、タイの歴史やアイデンティティ、生活様式にインスパイアされ、訪れる人々に特別な旅行体験を提供するよう工夫されています。
ターミナル3階には、ヒンマパンの森をモチーフとし、キンナラやキンナリー、ヘマラートといった神話の生き物の像が配置され、ゾウの像も目を引きます。2階ではタイの伝統芸術を紹介し、影絵やコンの面、タイの凧などが展示されています。
また、東西に仏像が祀られており、繁栄を祈願しています。
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